2025年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で平賀源内役で、役が憑依しているかのような素晴らしい演技で日本中を沸かせた、安田顕さん。
長年「TEAM NACS」のファンをしている筆者が安田顕さんの魅力にせまります。
安田顕のプロフィール
1973年12月8日生まれの安田さん。出身は北海道室蘭市で、「室蘭ふるさと大使」も務めています。
北海学園大学の演劇研究会に所属していた縁で、大泉洋をはじめとする4人のメンバーと出会い、「TEAM NACS(チームナックス)」を結成。北海道から始まった劇団が今では、日本で一番チケットの取れない劇団とまで言われるように。公式HPはこちら→安田 顕 – ARTIST | CREATIVE OFFICE CUE Official website
東京に進出してからは、舞台はもちろん、テレビやドラマ、映画などで活躍し、2025年には大河ドラマの出演を果たしました。
俳優以外の活動として、2013年には実父とのやりとりを綴ったエッセイ「北海道室蘭市本町一丁目四十六番地」を発刊。ファンの間では、面白いと評判の安田さんのお父さん。安田さんの家族愛の詰まった優しい作品です。
父ヒロシには、右手の親指がない。若い頃、鉄を延ばす機械でマンガみたいに広げちゃったから。笑わせてばかりの父に、昔話をせがむと――。兄が生まれた時、大喜びして母に菊の花束を贈ったこと。初めて買ったステーキ肉を緊張した母が黒焦げにしたこと……。貧乏だったが、いつも笑顔と幸せがあった。俳優・安田顕の感性が光る、家族愛エッセイ。
幻冬舎「北海道室蘭市本町一丁目四十六番地」裏表紙より
代表作から見る演技の幅
安田顕さんの魅力といえば、なんといっても演技の幅広さ!!
シリアスな役柄からコミカルな役柄までこなす実力派。
シリアスな演技が光る作品
まずは、真面目な表情から!冷静な役どころで、安田さんの渋い演技が光ります。
「下町ロケット」
「PICU 小児集中治療室」
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
コミカルな役での活躍
一転変わって、コミカルだったり情けない姿だったり。特に「水曜どうでしょう」といえば北海道のローカルバラエティながら、全国にファンを持つ伝説の番組。安田さんは、レギュラーではありませんが、「安田さん」「onちゃん」として番組に華を添えてきました。
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「銀魂」
「俺の話は長い」
映画での名演技
とにかく、役のリアルな感情表現が心をゆさぶる!!表情だけでなく、声のトーンや速さ、口調などまるで役が乗り移ったかのようにリアルに演じています。
「愛しのアイリーン」
「私はいったい、何と戦っているのか」
ほかにも安田顕さん出演の作品は多数!こちらを要チェック!

ゲームやキャラクターとのコラボも
安田顕さんの出演する作品は、実写映像だけにとどまりません。
「龍が如く」では難波悠(なんばゆう)という役で登場しています。小心者で無気力そうなキャラクターですが、実は情に厚く、頼りになるかっこいい役どころでした。
そしてサンリオで大人気「シナモン」とのコラボでは、お料理番組をやっています。こちらは、自分にも他人にも優しい気持ちになれる癒しの作品です。
ファンが語る安田顕の魅力
シリアスからコメディまで多彩な才能を発揮する安田顕さん。役を理解するために、その役の出身地や子孫へのインタビュー、原作の読み込みなど、様々な角度で役柄を理解し、自分の中に落とし込んでいくそうです。
演技のこだわりもさることながら、音楽への造詣も深いのです。実はお兄さんは、作曲家、音楽プロデューサーとしてお仕事をしているのだとか。安田さんも北海道の音楽番組のナレーションを15年も担当していました。
中でも洋楽が好きで、「アナザースカイ」の番組ではビートルズの聖地イギリスへ。アビーロードなどの聖地を巡りながら感動のあまり涙する場面も。
出身地の北海道を大切にする安田さん、今でも北海道のバラエティー番組「ハナタレナックス」の撮影のために北海道へ。昔の企画では「写真撮影をしてカレンダーづくり」や「ガラナのCM撮影」などクリエイティブなものも行っており、多才な安田さんは素敵な作品を作っていました。
まとめ
今や日本を代表する俳優、安田顕さん。これほど演技の幅の広い役者さんもなかなかいない!
作品をみたらファンになること間違いなしです!ぜひ、ご覧ください!
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