10個以上の漫画アプリを使う筆者が、おすすめ漫画「この音とまれ!」を紹介します。
アプリでも読めるのでぜひ読んでみてください!
どんな作品?
集英社 ジャンプSQ.から出版されている「この音とまれ!」。アミューさんが作者です。
2025年3月現在、32巻まで続く人気シリーズです。
公式の紹介ページはこちら。

アプリ「マンガMee」で読んでるよ。

4/3まではコミックシーモアで27巻まで無料!
あらすじ
時瀬高校箏曲部は、先輩たちの卒業により廃部寸前。ただ一人の部員となってしまった武蔵は、新入部員集めに苦戦していた。しかし、そこへ見るからに不良そうな愛や箏の天才であるさとわ、愛の友人・実康ら3バカが入部したことで状況は一変。ドタバタしながらも懸命な練習を重ね、学校中を納得させる演奏をするまでに。武蔵と同学年の妃呂も加わり、部員数7人となった時瀬箏曲部は県予選大会へ臨み、全国大会への切符を手に入れるまでに成長したのだった。
ジャンプSQ.|「この音とまれ!」アミュー
そして新年度、新入部員の侑と名都を迎え、時瀬箏曲部は新たなスタートを切る!!
ここがイチオシ!
キャラクターの成長と信頼
何といってもアミューさんの描くキャラクターが、みんな素敵!
時瀬(ときせ)高校の部員だけで9人、先生たちにライバルの学校の生徒まで入れるとかなりな人数になりますが、どのキャラクターにもそれぞれのドラマが描かれており、みんなに感情移入できてしまいます。ライバルも魅力的なの、ほんと。
最初は、根暗で馬鹿にされがちな部長の武蔵(たけぞう)と不良の愛(ちか)が出会うシーン。こんなに正反対な二人がやっていけるのか!?と思いましたが、愛の思いを知り和解。したかと思ったら、次から次へとまあ癖の強いキャラクターがでてくるでてくる。いったいどうやったらみんなで合奏なんてできるの!?と思ったものです。
それでも
たくさんキャラクターがいるからこそ、それぞれの考え方でぶつかって、納得して、相手を理解していく。
この絆の深め方が青春だな~!!って思うんです。
アミュー先生は言葉だけでなく、表情からもしっかり思いが伝わってくるんです。
この漫画は感動の涙なしでは読めないのでぜひハンカチとともに。
少女マンガ好きにはたまらない恋愛模様
そして、恋愛マンガ好きにはたまらない高校生の甘酸っぱい恋愛!
アミュー先生の絵がきれいだから、ほんとに恋している表情がキラキラしていて。ジャンプ漫画って男子が読むってイメージだったけど、そんなことありませんでした。
悪い意味で少女漫画していない(目が大きすぎたりとかね)、でも女子も好きなすっきりした奇麗なタッチが本当に素敵。カラーも素敵。
最初はぶつかり合って、いがみ合っていた二人が、共に時間を過ごし、信頼しあっていくうちに惹かれていく。
たまに、何でこの子に惹かれたの?って思う漫画もあるけど、「この音とまれ!」のキャラクターは、同じ部員として練習を見守ってきた気持ちになってるから、
うんうん、わかる!
って思う。なんなら、さねとかミッツもいい男だから早く見つけて!って気持ち。
今のところは2カップルだけど、大人組の恋愛も見たいな~
箏(こと)の魅力
正直、この漫画を読むまで「箏(こと)」と「琴」が違う楽器だなんて知りませんでした。ずっと同じだと思ってました。
中学校で演奏したことがありましたが、はたしてどちらの楽器だったのか。
一般的に、「箏(こと)」と呼ばれ、「琴(きん)」の字を当てることもあるが、「箏」と「琴」は別の楽器である。最大の違いは、箏は柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節するのに対し、琴は柱が無く、弦を押さえる場所で音程を決める。
Wikipedia「箏」より
筝曲部がテーマの「この音とまれ!」で演奏しているのは、もちろん「箏」。正直、お正月によくかかるBGMくらいしか聞いたことがなかった筆者でしたが、この漫画は、読むだけで音が聞こえてくる気がする。
一音を鳴らした瞬間に、音の響きが広がっていくのが見えるんです。
筆者もピアノを習っていたことがあるので、同じ音でもタッチの仕方で音が変わるのを知っています。だからこそ、キャラクターが一音を聞いた時の感動や自分で気持ちの良い音を出せた時の感動がよりリアルに感じられるのかも。
上手に音が出せて、顔を上げるとそれを見守ってた先輩がうなずいて笑ってくれる。
こんなシーン、感動せずにはいられないです!!
しかも、アミュー先生もお母様やお姉さまも箏が弾けるのだそう。漫画に出てくるいくつかの曲は書き下ろしです!Youtubeにあがっているのでそちらもぜひ!
まとめ
どうでしたか?魅力は伝えられたでしょうか?
みなさんもぜひ読んでみて、よければ感想など共有しましょう~
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