個別面談・家庭訪問で何を話せばいいの?保護者対応は?【4月編】

授業づくり・教員向けTips

新学期が始まって、子どもたちのことが少しずつ分かってきたころではないでしょうか?

保護者と話せる貴重だけど、緊張する、個別面談・家庭訪問。

何を話せばいいのか、どんなことに気を付ければよいのか、ポイントを紹介していきます。

何を話せばいい?

筆者の勤務校は、4月、8月(夏休み終わりごろ)、2月の3回面談をする機会がありました。面談を行う時期によって少しずつ話す内容が変わります。今回は、4月の面談について紹介します。

なすび
なすび

えっ、夏休みに面談があるの!?

しき
しき

学校によって時期は違うから、年間行事予定表を確認してね。どうしても予定が合わないときは、学年主任に相談して面談時期をズラすこともできるはずだよ。

4月の面談

初めまして!の面談。先生も緊張しますが、案外保護者も緊張しています。無理にテンションを上げる必要はありませんが、ほがらかな雰囲気で始められるとよいでしょう(o^―^o)

日々連絡帳などでやり取りをしているとはいえ、文字と実際に話すのでは雰囲気が異なることも。

話すテンポや雰囲気、子どもへの思い、学校への思い・・・余裕があれば観察をするとよいでしょう。

話す内容

・面談の流れ

 意外と忘れがち!今日の面談で何を話すのか、簡単に伝えてから本題に入りましょう。

「学校の様子」「家庭の様子」「保健関係の確認」などおおまかにで良いです。

・学校での様子

 クラスや担任が変わって、「うちの子、学校でちゃんとやっているのか」と保護者は不安なはず。学習の様子や担任や友達との関わりの様子を伝えてあげましょう。

特に「力を入れて指導していく内容」を伝えてあげられるとよいでしょう。教材や具体的な指導方法を紹介できるとなお良し!

しき
しき

「着替えなどの身支度を自分でできる」「机に座り、一定時間教材に取り組む」など、個別指導計画の内容とリンクした目標だといいね!

日々の指導で困ったことがあれば、保護者に相談するのもありでしょう。ただ、伝え方を間違えると信頼関係が壊れかねないので注意!

「学校だと○○をするんですけど、お家だとどうですか?」

「新担任や新学級にまだ慣れていなくて、少し落ち着かない様子です。でも○○という言葉かけをすると少しずつ落ち着くことができているので、徐々に慣れていけたらと思います!」

保護者に合う伝え方は様々!(保護者の受け取り方も様々(-_-;))一人で抱え込まず、周りの教員に話す内容や伝え方を相談してみてください。

・家庭の様子

 4月はクラスや担任が変わって、子どもが一番落ち着かなくなる時期です。学校で頑張っている分お家で暴れている・・・なんてことも。

家庭で困っていること(学校でできるようになってほしいこと)、家庭での過ごし方やマイブーム、好きなことや嫌いなこと、食事の様子や好みなど

普段の指導にいかせるヒントがたくさんありますよ!

・事務的な確認事項

 個別の支援計画の記載事項や保健関係(アレルギー・学校保管の予備薬)、副籍交流など事務的な確認事項。

これは面談の最初に確認してしまうのもありです。こちらは学校によって確認事項が異なるので、周りの教員によく確認してください。

・終わり

 筆者はこれが一番苦手でした。話が盛り上がってなかなか終わりにできなかったり、逆に話が盛り上がらず空気が固まってしまったまま終わりにしてしまったり・・・

失敗を何度も繰り返し、行き着いた筆者の定番の結びの言葉はこちら

「私がお伝えしようとしていた内容は以上になりますが、お家の方から何か言い残したことなどありますか?」

もちろん言い残したことがあって、さらに話が続くことはありますが、この言葉を言うことで「終わり」を匂わせることができます。

個別面談と家庭訪問どっちがいいの?

コロナですっかりなくなっていましたが、4月の面談といえば家庭訪問。

一軒一軒、家庭に出向くのは大変なのですが、家庭環境のチェックができるというメリットがあります。

家の中の様子はどうでしょう?ものが散らかっていたりしませんか?

(まれに児童相談所案件・・・?なんて家庭もあるので)

また、子どものくつろぎスペースやおもちゃなど、普段の様子を知ることができます。いたずら防止グッズがあったり、絵カードなどのコミュニケーションツールがあったりすることも。

担任がどちらかを選べるなら、日々の指導で悩むことが多い子どもの家庭には行ってみるといいヒント得られるかもしれないです

とまこ
とまこ

服装はスーツまたはオフィスカジュアルで。家庭でお菓子を出されそうになった場合は断れるとベターよ!

保護者の不安に寄り添うためには?

子どもを思う気持ちが強いからこそ、保護者は小さな変化に不安を抱きやすいものです。その気持ちに寄り添うためには、まず安心して話してもらえる雰囲気づくりが大切になります。

はじめに、保護者の話を丁寧に聞きましょう。何が気になっているのか、どんな姿を望んでいるのかを知ることが、支援の第一歩です。ときには、子どもの実態に合わない課題や、学校では対応が難しい要望が出てくることもあります。しかし、その背景には必ず「こうなってほしい」という願いがあります。対話を重ねていくうちに、双方が納得できる現実的な落としどころが見えてくることが多いものです。

また、保護者の不安をその場で受け止めきれなかったり、すぐに解決策が思い浮かばないこともあります。その場合は、無理に返答しなくて大丈夫。「内容はしっかり受け止めました。確認してから改めてお伝えしますね」と伝え、後日回答する形で問題ありません。

その後、学年主任や周囲の教員に相談しながら、より良い対応を一緒に考えていきましょう。複数の視点が入ることで、保護者にとっても学校にとっても納得できる方向性が見つかりやすくなりますよ。

保護者が話好きで、本題を切り出せないときは?

保護者の話が盛り上がりすぎて、口をはさむ隙がない・・・

子どもの話題で盛り上がるなら良いのですが、保護者の趣味の話で盛り上がるなんてことも。

よい関係を築くために円滑なコミュニケーションは必要ですが、時間も限られた面談なので何とか学校の話をしたいところ。

解決方法は2つ!

・教員2人態勢で臨む。

 脱線しそうになったら一人が本筋に戻す。クラス担任が保護者の話を聞く役で、学年担任が本筋に戻す役になると、担任として角が立たないよ。

・保護者の話から関連している学校の話題に持ち込む。

 かなりの話術が必要です。筆者はあまりうまくいきませんでした(;^ω^)

「○○といえば~」

さらっと話題転換ができると上級者ですね。

逆に腰を据えて保護者の話を聞くのもありです。ある意味、学校生活への不安感がないということですから、保護者との関係作りの時間にしてしまいましょう。

まとめ

いかがでしたか。保護者とのコミュニケーションは、子どもの指導と同じくらい重要です。保護者が安定すると子どもは安心して学習に向き合えるようになり、成長につながります!

周りの教員にもコツを聞きいて、面談に備えてください!

この記事を書いた人
大嶋 しき

幼稚園、小学校、特別支援学校の教員免許を持っており、特別支援学校の勤務経験があります。知的障害がある子どもを中心に、ダウン症、自閉スペクトラム症などさまざまな特性のある子に指導をしてきました。

近年需要が増えてきた特別支援教育。このサイトを通して、子どもとのかかわり方に悩んでいる方々を支えるお手伝いが出来たらうれしいです。

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