特別支援学校で働いていた頃、
休み時間から遊びの指導、体育の授業まで、どの場面でも大活躍していたアイテムがあります。
それが バランスボール です。
バランス力や体幹を鍛えるのにぴったりで、子どもたちが自然と楽しめる万能グッズ。
ここでは、実際に学校で行っていた使い方を紹介します。
バランスボールの種類
バランスボールというと、丸い大きなボールをイメージするかと思いますが、特別支援学校では、ボールの大小だけでなく、形の異なる様々なバランスボールを使っていました。
丸いバランスボール
ベーシックな丸いバランスボールは、転がす、跳ぶ、寝そべるどの活動にも使える万能タイプ。特別支援学校では、子どもの身長に合わせて、ボールの大きさを変えていました。
ピーナッツタイプ
丸いバランスボールより転がることが少ないため、運動が苦手な子どもでも安心して乗ることができます。
跨って座るだけでなく、寄りかかった姿勢でストレッチをするのにぴったりです。
半円タイプ
底が平らな半円タイプは、上に乗ってバランスをとったり、不安定な姿勢でより強度な体感トレーニングを行ったりすることができます。サイズによっては、椅子の上に置き、長時間椅子に座ることが苦手な子どもへの感覚刺激グッズにもなりますよ。
遊びの指導での使い方|“お手軽トランポリン”として大人気
まずは遊びの時間。
バランスボールは、ただ座るだけでも楽しいのですが、少し工夫するともっと盛り上がります。
● 座った姿勢でジャンプ
- 子どもはボールに座る
- 教師が手をつないだり、腰を支えたりして補助
- そのまま上下にポンポン跳ねる
まるで お手軽トランポリン のようで、子どもたちは大喜びでした。

10回交代で、社会性の学習も併せて行えると素敵です!
● うつ伏せ・あおむけで乗って揺らす
- うつ伏せで乗ると、前後の揺れが心地よい
- あおむけで乗ると、背中が伸びてリラックス
- 教師がゆっくり揺らすと安心感が生まれる
感覚遊びとしても優秀で、特に揺れが好きな子に人気でした。
体育の授業での使い方|体幹・バランス・ストレッチに最適
体育の授業でも、バランスボールは大活躍します。
● 座った姿勢で足を浮かせる
- 足を少し浮かせてバランスを取る
- 体幹・腹筋のトレーニングに
- 姿勢保持が苦手な子にも効果的
● 仰向け・うつ伏せでストレッチ
- 仰向けで乗ると背中が伸びる
- うつ伏せで乗るとお腹が伸びる
- ゆっくり揺らすと筋肉がほぐれる
● 仰向けから起き上がる動きで腹筋トレーニング
- ボールに仰向けで乗る
- 教師が軽く支えながら起き上がる
- 遊び感覚で腹筋が鍛えられる

「運動が苦手」「体を動かすのが不安」という子でも、
バランスボールなら楽しみながら取り組めます。
休み時間での使い方|遊びにも姿勢改善にも
休み時間にも大人気でした。
● 跳ねる・転がす・投げる
- 飛び跳ねる
- 転がして追いかける
- 軽く投げてキャッチボール
大きいボールなので、当たっても痛くなく安心して遊べます。
● 椅子の代わりに座る
- 姿勢が自然と良くなる
- 体幹が鍛えられる
- 落ち着いて座れる子も多い

「椅子にじっと座るのが苦手」という子にとって、
バランスボールは“動きながら座れる椅子”としても使えました。
大人も楽しい!運動不足解消にもおすすめ
実は、子どもだけでなく大人にもおすすめです。
授業の合間にちょっと座るだけで
- 姿勢が整う
- 体幹が鍛えられる
- 腰がラクになる
気づいたら私のほうが楽しんで座っていたこともありました。

大人が楽しんでいるとつられて子どももやりたくなることが。そんな時には「貸して」のコミュニケーション練習にもなりましたよ。
まとめ|バランスボールは特別支援教育の万能アイテム
バランスボールは
- 遊び
- 体育
- 休み時間
- 姿勢保持
- 感覚遊び
- 体幹トレーニング
どの場面でも使える万能アイテムです。
特別支援学校でも大活躍していたので、
家庭でも学校でも取り入れやすい教材としておすすめです。





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