個別面談・家庭訪問で何を話せばいいの?【2月編】

授業づくり・教員向けTips

年が変わり、いよいよ年度末になりました。授業も諸帳簿もまとめの時期に差し掛かっています。

年度当初に予定していた計画がどの程度実行でき、どのような成果を上げたのか、確認をしながら、なるべく取りこぼしのないようにできるといいですね。

ということで、今回は年度末の個別面談について解説します。一年間の総まとめの面談です。

何を話せばいい?

筆者の勤務校は、4月、8月(夏休み終わりごろ)、2月の3回面談をする機会がありました。面談を行う時期によって少しずつ話す内容が変わります。今回は、2月の面談について紹介します。

2月の面談

1年間、連絡帳でのやり取りなどを通してだいぶ関係性が築けているかと思います。お互いにリラックスをした状態で話ができるとよいですね。

3学期の、学校での頑張りや課題を伝えることはもちろんですが、年度末ということで、1年間を通して大きく成長したところも再度伝えられると保護者が、1年間での成長を実感できると思います。

また、次の学年に進級するにあたっての課題も共有できるとよいでしょう。次年度、担任や学級編成が変わることへの不安を抱えている保護者も多くいます。可能なら不安を受け止め、次年度への期待を高められるとよいですね。

しき
しき

私の恩師から、自分の指示をよく聞いてくれる子に育てるのではなく、どんな人からも、どんな環境でも指示を理解し行動できるように育てなさい。とよく言われました。

担任から外れるのは寂しいですが、新しい環境は子どもにとって良い社会勉強になりますよ。

話す内容

・面談の流れ

 意外と忘れがち!今日の面談で何を話すのか、簡単に伝えてから本題に入りましょう。

「学校の様子」「1年間の振り返り」「次年度の課題」などおおまかにで良いです。

・学校での様子

 3学期に日常生活動作や学習面でできるようになったことや頑張っていることなどを伝えましょう。学校にタブレット端末があるのなら、写真や動画で見せるとより伝わりやすいです。

 

しき
しき

記録が残っていれば、1学期に頑張っている様子と3学期にスムーズにできるようになっている様子のどちらもを動画や写真で見せてあげられると説得力アップ!

3学期は年度としては最後なので、できるようになったことを中心に伝えられるとよいでしょう。

・1年間の振り返り

先ほどの学校での様子に重なりますが、とにかく具体的にどのように成長したのかを伝えてあげてください。できない時には、とても大変なことが多いため記憶に残りやすいのですが、いざできるようになると当たり前のように感じしまい、成長を実感できない保護者も多いので。一緒に、成長を喜び合えるとよいですね。

あとは、学習面だけでなく友達など第三者との関わり方についても成長が見られたらぜひ伝えてあげましょう。友達との関わりは、家庭では見えづらい面なので保護者は喜んで聞いてくれますよ。

しき
しき

おもちゃの取り合いなども、他者の存在が見えてきた証。けがになるような喧嘩にならなければ、心の成長としてとても良い姿です。

・次年度の課題

3学期に挑戦していたことで、あともう少しで達成できそうだった課題が出てくることもあります。担任が変わるため、確実にその課題に取り組んでくれるかは約束できませんが、引き継ぎとして伝える内容を一緒に確認しておくとよいでしょう。

また、3学期に大きく成長がみられたとしても新学期には、担任や教室の変更から、3学期にできていたことがそのまま継続してできるとは限りません。情緒が安定していた子も、最初は不安定な様子に戻ることも。保護者も去年はできていたのに・・・と不安になることがあります。そのため、新学期はどうしても不安定になりやすいものであること、環境に慣れたら今まで身につけた力が発揮できるようになることをあらかじめ伝えてあげると安心できるでしょう。

・終わり

 筆者はこれが一番苦手でした。話が盛り上がってなかなか終わりにできなかったり、逆に話が盛り上がらず空気が固まってしまったまま終わりにしてしまったり・・・

失敗を何度も繰り返し、行き着いた筆者の定番の結びの言葉はこちら

「私がお伝えしようとしていた内容は以上になりますが、お家の方から何か言い残したことなどありますか?」

もちろん言い残したことがあって、さらに話が続くことはありますが、この言葉を言うことで「終わり」を匂わせることができます。

まとめ

いかがでしたか。3回目の面談について解説しました。年度末最後の面談です。子どもの成長を存分に語り合ってくださいね。

困ったことがあれば、周りの教員に相談しながら進めてください。

実のある面談ができますように!

この記事を書いた人
大嶋 しき

幼稚園、小学校、特別支援学校の教員免許を持っており、特別支援学校の勤務経験があります。知的障害がある子どもを中心に、ダウン症、自閉スペクトラム症などさまざまな特性のある子に指導をしてきました。

近年需要が増えてきた特別支援教育。このサイトを通して、子どもとのかかわり方に悩んでいる方々を支えるお手伝いが出来たらうれしいです。

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